占い師という仕事柄、住まいや環境の変化には少し敏感です。
たくさん迷いながらも流れに身を任せ、ご縁あって住まいを購入することができました。
これからはいよいよリノベーションが始まり、新しい暮らしへ向けた準備が本格的に動き出します。
このカテゴリーでは、住まい探しの記録に続き、リノベーションの過程や家づくりでの気づき、完成までの道のりを綴っていきます。理想を追いかけるだけではなく、現実との折り合いをつけながら、自分たちらしい暮らしを形にしていく過程も残していきたいと思います。
予算と理想の折り合いをつける
初回打ち合わせ兼実地計測の後。いよいよ2回目の設計打ち合わせです。
私たちが希望していたのは、
〇玄関土間がほしい
〇ファミリークローゼットがほしい
〇ワークスペースがほしい
〇リビングは開放感が大事
という間取りでした。
実地計測後に送られてきた最初の間取り図を見て、私はすぐにメールを送りました。
「リビングを広くする案はやめたいです」
「何かアイデアをいただけませんか」
とも伝えました。
なぜなら、3LDKのうちの一部屋が2.5畳程度しか確保できていなかったからです。
実地計測の時は、「まあ、なんとかなるかな」と思っていました。でも図面として見ると印象はまったく違いました。シングルベッドを置いたら終わり。それ以上の使い道が思い浮かばない部屋になっていたのです。
その瞬間に思いました。これは将来的に使わなくなる部屋だろうな、と。開放感のあるリビングを優先した結果、閉塞感のある部屋が生まれてしまった。それは本末転倒な気がしたのです。
この時点で私の中ではある決断をしていました。
玄関土間を諦めよう
リビングを少し縮小してでも、日常的に使いやすい空間を増やそうというものです。
とはいえ、まだ気持ちは揺れていました。ずっと欲しかった玄関土間です。リノベ済み物件の動画を見るとたくさん出てきますよね。私は玄関を広くして防災用にペットボトルの水や缶詰、お米などを置きたかったのです。季節物も。完全には踏ん切りがつかず、その考えは設計士さんには伝えていませんでした。
そして迎えた2回目の打ち合わせ。
設計士さんからは3パターンのプランが提案されました。これが思っていたより良かったのです。限られたスペースの中でも、「ちゃんと暮らせそう」と思わせてくれる内容でした。
ところが、今度は別の問題が出てきます。
なんと、
およそ200万円の予算オーバー!
スケルトンリノベーションでもないのに、想像以上に費用がかかります。
そこで方針を決めました。せっかく作っていただいたプランですが、一番大切なのは予算内に収めること。無理をして理想を詰め込むより、長く安心して暮らせることを優先したい。
そのため、
玄関土間断念!
工事する場所を絞り込み、それ以外は極力手を入れない。設備も高額なものは選ばない。そうお伝えしました。
もともとアクタスでリビングダイニングのインテリアの配置画像を作ってもらっていたこともあり、空間のイメージはある程度できていました。だからこそ、無理にリビングを広くしなくてもいい。今ある空間を活かす方向で考えよう。そう思えたのです。
これで予算内に収まるのではないか。そう考えてお伝えしたところ、設計士さんからも「玄関なやをなくすならいけそうですね」との返答をいただきました。
さらに、この日は細かな仕様も決めていきました。
設計士さんから提案されていた
〇物干しバー
〇洗濯機上の棚
についても見直し。
toolboxのショールームへ行ったこと、カタログを持ってお伝えしながら、せっかくなら気に入ったものを取り入れたい、そんな思いで要望を伝えました。
似たような代替品を提案されるのかと思いきや、そのままtoolboxの商品を採用できそうとのこと。しかも施主支給ではなく、施工会社側で手配してくださるそうです。これは本当にありがたい。間違えて発注する心配がありません。
この打ち合わせでは、
〇トグルスイッチ
〇室内窓
〇アール壁
も採用する方向で決まりました。
ただ、不思議なことに。打ち合わせ中よりも、終わった後の方がアイデアが浮かぶんですよね。
帰宅してから、「やっぱり玄関照明もこだわりたい」と思い始めました。予算次第ではありますが、メールで追加相談。
もともと玄関にはほとんど手を入れない予定でした。でも照明を変えるとなると、天井や壁紙も一部施工が必要になります。とはいえ、玄関は家の顔。家人も「ここはやりたい」という気持ちが強いようでした。
どうしてもやりたいことがあるなら、やった方がいい
もちろん予算の範囲内で、ですが。
今回はリビング家具も一新する予定です。だからこそ、リノベーション費用だけに全力投球するわけにはいきません。そのバランスも考えながらの家づくりです。
それでも、少しずつ間取りが形になってきました。
理想を全部叶えることは難しい
でも、何を残して何を諦めるか
それを考える時間もまた家づくりなのだと思います。
ようやく、自分たちの家になってきた気がして、少しワクワクしています。

