占い師という仕事柄、住まいや環境の変化には少し敏感です。
たくさん迷いながらも流れに身を任せ、ご縁あって住まいを購入することができました。
これからはいよいよリノベーションが始まり、新しい暮らしへ向けた準備が本格的に動き出します。
このカテゴリーでは、住まい探しの記録に続き、リノベーションの過程や家づくりでの気づき、完成までの道のりを綴っていきます。理想を追いかけるだけではなく、現実との折り合いをつけながら、自分たちらしい暮らしを形にしていく過程も残していきたいと思います。
引き渡しの日。ようやくわが家になった日
いよいよ物件の引き渡しの日です。
物件売買契約から1カ月半。
途中、ゴールデンウィークも挟んだので想像以上に忙しく、間に合わないんじゃないかと気が気でなかったです。
(決めたのは不動産会社同士なので、買主の意向ではありません)
前日から持ち物を何度もチェックしました。
なにしろ担当営業さんは、これまで抜け漏れが少なくなかった人。本当にこれで大丈夫なのか不安で、タロットカードまで引いて確認したほどです。
当日の朝ももう一度確認。
「忘れ物はないよね?」
そう何度も自分に問いかけながら、冷や汗をかきながら出発しました。
住宅購入というと、銀行の応接室で何人もの担当者に囲まれ、大量の書類に署名・押印する。そんなイメージを勝手に持っていました。でも、少し違いました。
住宅ローンの手続き自体はおよそ5日前くらいには終わっていたため、引き渡しはリノベ会社の打ち合わせスペースで行われたのです。
集まったのは、不動産会社の担当営業さん、司法書士さん、売主側の担当者さんと新卒の営業さん。銀行の担当者はいません。
「どうやって手続きを進めるんだろう?」
そんなことを思いながら席に着きました。
手続きは1時間から1時間半ほど。
司法書士さんから説明を受け、書類を確認しながら淡々と進んでいきます。売主さんは個人ではなく不動産会社。リノベーション済み物件だったため、設備保証についても改めて説明を受けました。中古マンションでも保証が付いているのは、やはり安心できます。
そして合間に担当営業さんから言われました。
「銀行のアプリを開いておいてください。」
今はスマホのアプリで銀行の預金残高が買う人できる時代。便利ですよね〜本当に。
住宅ローンが実行されると、口座には見たこともない金額が表示されます。そこから物件代金が引き落とされ、売主さんへ送金される流れです。
画面を何度も更新しては、
「あ、動いた!」
「また動いた!」
そんなふうに口座の動きを眺めていました。
お金の動きを待つ間は、手続きもひと段落。無言の時間になるのも落ち着かないので、自然と雑談が始まりました。新卒の営業さんからは就職活動の話も聞かせてもらい、その初々しさがとても印象的でした。
でも、私の心の中はずっと落ち着きません。
「本当に家を買うんだ」
「今日から私たちの家になるんだ」
そんな思いでいっぱいでした。
しばらくすると、売主さんのスマホに1本の電話が入ります。
「着金が確認できました」
その一言で、すべての手続きが終わりました。
思っていたより、ずっとあっけない。でも、そのあっけなさが妙に現実味を感じさせました。そして、鍵を受け取ります。この瞬間が一番ソワソワしました。
「今日から我が家なんだ。」
そう思う一方で、登記が完了した書類はまだ手元にありません。
司法書士さんが、このあと法務局で登記手続きを進めてくださるからです。だからなのか、まだ少しだけ実感が湧きませんでした。それでも、大きな一区切りです。
2025年10月から始まった物件探し。半年以上かけて、ようやく家づくりのスタートラインに立つことができました。手続きは驚くほどあっさり終わり、私たちは吉祥寺へ向かいました。
少し贅沢に、お寿司でお祝いです。
「お疲れさま」
そんな言葉を交わしながら食べたお寿司は、いつもより少しだけ特別な味がした気がします。

……とはいえ、まだ終わりではありません。
食事のあとは、そのままアクタスへ。
家具やインテリアの打ち合わせです。
担当さんは、私たちの希望や予算をしっかり汲み取りながら、「これはどうでしょう」「こちらのほうが暮らしやすいですよ」と、押し付けることなく選択肢を示してくださいます。必要なときはプロとしてはっきりアドバイスをくれる。その距離感が本当に心地よく、すっかり信頼するようになりました。
そして、フリッツハンセンが6月末まで20%オフであることから、以前から買うなら6月中にとプッシュされていたのです。
わが家、このアクタスで展示されているスーパー楕円テーブルがとっても気に入ってしまい、購入を希望していたのです。
引き渡しでいい気分の中、20%オフなんだからと購入することに。
新居の家具購入、一つ目はテーブルでした!

家は手に入りました。
理想の暮らしはこれから少しずつ形になっていきます。
物件探しという長い旅は、ここで終了。
次はいよいよ、リノベーションという新しい旅の始まりです。

