家を借りるか、買うかもしれない⑦|良い物件ほど早く消えるものなのです

住まいとこれから
住まいとこれから

占い師という仕事柄、住まいや環境の変化についてはタイミングを少し気にするほうです。

自分の流れや身の回りの状況を見ながら、「もし動くなら、このあたりの時期かもしれない」そんなふうにぼんやり考えていました。

占い的にも、そして現実的な状況としても、今なら住まいを考えてみてもいいタイミングなのかもしれません。

このブログの「住まいとこれから」というカテゴリーでは、住まいについて考えたことや、これからの暮らしについて、少しずつ書いていこうと思います。

「住まいを考える」という小さなシリーズとして、家を借りるのか、それとも買うのか。

そんな迷いや出来事を、記録のように残していく予定です。

内見も2回目です

内見2回目。

この日も事前に方位や間取りはひと通りチェック済み。それでも「現地でしか分からないこと」があるのが不動産の難しさだと感じています。

Sいたま県に向かいました!

最寄り駅からは徒歩13分の表記。ただ、実際に歩いてみると体感では15分以上はかかりました。

理由はシンプル。

道のりにアップダウンがあるためです。坂を上って下ってを繰り返すルートは、平坦な道よりも明らかに負担が大きく、数字以上に距離を感じます。

さらに、道中にはコンビニやカフェなどの休憩できる場所がほとんどありません。駅を離れるとすぐに住宅街。静かで落ち着いている反面、日常の利便性という意味では少し気になるポイントでした。

※不動産表記の「徒歩分数」は平坦な道を基準にしているため、こうした差は現地でしか分かりません。

最上階・角部屋の魅力

物件は閑静な住宅街の中にある、最上階の角部屋。

正直に言うと、眺望は期待していたほどではなく、個人的に重視している「緑」も見えませんでした。

ただ、それを補って余りあるのが日当たりの良さと専有面積の広さ。この2つは非常に魅力的で、「この条件はなかなか出ない」と感じるポイントでした。

ただし、建物にはエレベーターが付いていますが、いわゆるスキップフロア構造。

自分の住戸階に直接止まらないため、結局は階段の上り下りが発生します。

この点は見落としがちですが、日々の生活や将来を考えると意外と大きな要素です。便利そうに見えて、実は完全なバリアフリーではないという点は注意が必要だと感じました。

一方で、玄関ポーチが付いているのは個人的に好印象でした。

共用廊下から少し奥まったつくりになることで、プライバシー性が高く、ちょっとした戸建て感もあります。こうした細かい部分の満足度は、実際に住んでから効いてくるポイントだと思います。

室内は築年数相応で、床の張り替えを含めてほぼフルリノベーションが必要な状態。

もともとリノベで考えていたけれど、設備が使えないのはちょっと痛手。それでも、この広さと日当たりは魅力的で、前向きに検討できる物件でした。

迷った理由は毎日の負担と固定費。

最終的に迷ったのは、いくつかの現実的なポイントです。

まずは駅からの道のり。
アップダウンのあるルートに加え、途中で休憩できる場所がないことは、日々の生活を考えると無視できません。

そしてもう一つが、管理費と修繕積立金。
やや高めに設定されており、住宅ローンとは別に毎月かかる固定費として長期的に効いてきます。

物件価格だけを見ると手が届きそうでも、こうしたランニングコストを含めて考えると、本当に無理のない選択かどうかは慎重に判断する必要があります。

悩みはありつつも、

日当たりの良さ
広さ
最上階・角部屋

という条件は魅力的で、「この機会を逃すべきではないかもしれない」と感じました。

そこで、すぐに住宅ローンの事前審査(仮審査)を申し込むことに。

——が、その判断も束の間。

後日、「現金で購入したいという方が現れました」との連絡が入りました。

ローン利用の買主にとって、現金購入のスピードと確実性にはどうしても勝てません。

こうして、この物件はあっという間に「検討中」から「手の届かない存在」に変わりました。

今回の経験で改めて感じたのは、良い物件ほど、迷っている時間はないということ。

そしてもう一つ。

不動産は買えるかどうかではなく、住み続けられるかどうかで判断すべきだということです。

駅距離や高低差、日々の生活動線、そして管理費などの固定費。こうした要素は、住んでからじわじわと効いてきます。

不動産はタイミングと縁

今回の内見で得た気づきは大きく3つです。

〇徒歩分数は実際に歩いて確認すべき
〇ランニングコストは長期目線で見る
〇良い物件は驚くほど早く決まる

理想の条件をすべて満たす物件はなかなかありません。

だからこそ、「何を優先し、何を許容するか」を事前に決めておくことが大切だと感じました。

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