ある日訪れた飲食店での話。
常連さんがお店の人と話しているのですが、狭い店内ですから当然その話はみやまの耳にも入ってしまうわけでして・・・。
常連さんのひとりは女性のかたでここでは便宜上Aさんだとしますね。
Aさんは現在離婚調停中のようでして、ひとりの生活を満喫しているようでした。夫は生活費を振り込んでくれているらしくお金の心配もないとのこと。その話を聞いている店員さんも離婚経験者のようでいろいろと心配しているようでした。
そこへきて、お店に新たな常連さんの登場です。それではその常連さんをBさんだとしますね。
Bさんが席に座るとBさんが話題の中心に。現在の景気の話をひとしきり話すと、Aさんが再び離婚問題についてBさんにも話していきます。
おおよそのところで話を聞いていた店員さんがもう昼間からこんな暗い話はやめておきましょうと言ったものの、お店にいたもうひとりの店員さんが離婚の話にのってきます。どうやらこの店員さんも離婚経験者だったようで、どうしても話に加わりたかったみたい。
なんていう時間になってしまったのでしょう。
おいしいお食事だったのですが、どうにも居心地の悪い空間に居合わせてしまったようです。
常連さん以外が店内に入ってはいけないこともないと思いますし、見知らぬ他人に聞かれるような空間で話すこと自体は本人の承知の上でしょう。
ですが、その同じ空間を楽しめない話題をするのは大人の振る舞いではないと思います。
人のふりみて我がふりなおせ。
この日はこの言葉を自分の心のメモに書き留めました。
そうそう。
失言とまではいきませんが「口」の象意が九星気学にあります。
口がゆるむ、つまり失言を引き起こしやすい時があったりするものなんです。
たったひと言で信用を失う、事件が起きる、そんなこともありますよね。
ですからこの象意が回ってくるときは大変気をつけるべきで、みやま自身もとにかく失言しないように発言少なめで過ごすこともしばしば。
今回の例で言えば、失言とまではいかなくても周囲に配慮した発言が必要だということもありますね。
とにもかくにも「口」のゆるみにはご用心。