占い師という仕事柄、住まいや環境の変化についてはタイミングを少し気にするほうです。
自分の流れや身の回りの状況を見ながら、「もし動くなら、このあたりの時期かもしれない」そんなふうにぼんやり考えていました。
占い的にも、そして現実的な状況としても、今なら住まいを考えてみてもいいタイミングなのかもしれません。
このブログの「住まいとこれから」というカテゴリーでは、住まいについて考えたことや、これからの暮らしについて、少しずつ書いていこうと思います。
「住まいを考える」という小さなシリーズとして、家を借りるのか、それとも買うのか。
そんな迷いや出来事を、記録のように残していく予定です。
内見してみた
いよいよ内見です。
特に持ち物は必要ないとのことだったので、今回はあまり気負わず、まずは雰囲気をつかむことを意識して向かいました。
とはいえ、職業柄、方位と間取りの事前チェックは軽く行っています。
ただ、ここはひとつ誤解のないように。
方位や間取りは確かに大切ですが、それを「絶対」にしてしまう必要はありません。
たとえば、会社の都合で住む場所が決まっていたり、選択の余地がない場合もありますよね。そういうときは、どう避けるかではなく、どう整えるか。方位除けの祈願なども含めて、「今の状況をどう良くしていくか」を考えることの方がずっと現実的だと思っています。
間取りについても同じです。
よく言われる「鬼門」も、実際の住宅ではどうしても当てはまりやすい配置があります。それだけで避けてしまうと、選べる物件はかなり限られてしまいます。
大切なのは、「ダメかどうか」ではなく「どう付き合うか」なのだと思います。
さて、ここからは内見の話。
まず向かったのは、埼玉県の、所沢よりさらに奥のエリア。駅から徒歩5分ほどの距離に、比較的手の届きやすい価格帯の物件がいくつか出ていました。いわゆる団地タイプの物件です。
まずは駅周辺を確認。
平日の日中ということもあり、人通りは少なめ。お店も必要最低限といった印象で、生活するには自転車や車があった方が良さそうです。ただ、駅から近いというのはやはり魅力的でした。
今回は、残置物が残っている物件と、リノベーション済みの物件、両方を見ることができました。
その中で印象的だったのは、やはり「暮らしの気配」です。
中古物件なので、当然ながらそこには以前の住人の暮らしがあります。なんとなく大切に使われていたんだろうな、と感じたり、こだわりがあったんだろうな、と想像したり。
リノベ済みの部屋では感じにくい部分ですが、これはこれで面白い体験でした。
一方で、物件として見ると、どれも決め手に欠ける印象。特に気になったのは、日当たりです。目の前が大通りの物件もあり、どうしても光の入り方が気になる。
日当たりの良い物件もありましたが、個人的に少し引っかかる感覚があり、今回は見送ることにしました。こういう感覚で判断するのは、もしかすると職業柄かもしれません。
そのエリアに強いこだわりがあるわけではない分、自分にとって心地よい条件は大切にしたいところです。
その後、別の駅へ移動。
こちらでも団地をリノベーションした物件を見学しました。ただ、訪れた時間が夕方だったこともあり、日当たりの確認は難しい状況。
それに加えて、
・間取りにやや違和感があったこと
・お風呂がかなりコンパクトだったこと
・建物自体の古さが気になったこと
・駅からの距離
いくつかの要素が重なり、ここもピンと来ず。
最終的には、「ここに住みたい」と思える感覚が持てなかったため、見送ることにしました。やはり、長く住む場所だからこそ、どこかで「いいな」と思える感覚は大切にしたいところです。
内見のあとは、ローンの分配などについて簡単に話を聞き、この日は終了。
基本的には現地集合・現地解散のスタイルです。
今回は正直なところ、「ここだ」と思える物件には出会えませんでした。ただ、実際に見てみたことで、自分が何を重視したいのかは少しずつ見えてきた気がします。
日当たり、音、周辺環境。
そして、リノベーションでどこまで変えられるのか。
ひとつひとつ確認しながら、自分たちなりの基準を作っていく段階なのだと感じています。

