入院した話2

暮らしと日常と
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入院3日目。

早朝から咳が出るように。

院内はとても乾燥しているようで、深夜から朝にかけて咳が出るようになってしまいました。

ひどくなったときはのど飴でしのぐように。

10:20主治医説明
・点滴がうまくいっているのでこのまま「点滴を長く、投薬を短く」を治療方針にする

うまくいっているんだな〜と安心しました。

でも、顔の麻痺はガッツリなので自分自身ではよくわからないのです。

この頃から歯磨きが大変になりました。

口が思うように閉まらないので歯磨きがうまくできません。

うがいもなかなか厳しいかんじで、ダラダラと口からこぼれていきます。とても気を使いながら歯磨きをしていました。

15:20作業療法士説明
・柳原式10点
・マッサージ指導
・今日から一人でマッサージをしていく
 起床後・朝食後・昼食後・夕食後・就寝前の5回。左右一緒に。
・マッサージは力を込めず、グリグリしてはいけない
・だからといって、ソフトタッチすぎるのもダメ
・兎眼に注意

顔面神経麻痺の場合、発症後なにもしていないと顔の緊張が高まり固くなっていきます。

それを防ぐために指の腹を使ってマッサージをするようにと指導を受けました。

マッサージ自体はそれほど難しいものではありません。

力の塩梅がわからないのが難しいところなのだと思います。

力を入れすぎてしまうと逆効果と言われ、力を入れなさすぎても効果がないと言われる、大変デリケートなものなのです。

左右の筋肉の状態をたしかめながらやってみてほしいとよく言われていました。

それと、麻痺している側の筋肉のほうが固いので、そこをほぐすようにしながらマッサージをするとといいと言われていたと思います。

さらに!

顔の筋肉のつきかたを意識しながらほぐすようにとのことでした。

ですから、顔の筋肉図を見ながら取り組みましたよ。

まじめか・・・。

(っ ˃ω˂) ╮ 

この日いちばんの変化点は

「まぶたが閉じていない」

という指摘を受けたこと。

これね。

自分ではまったく気づいていませんでした。

自分ではまばたきをしているつもりだったし、寝ているときも目をつぶっていると思っていました。

文字どおり、神経が麻痺しているからわからなかったみたいです。

すごい病気だー。

ある日とつぜん顔が動かなくなるなんて怖すぎますよね。

まぶたが閉じないというのは意外に厄介です。

でも、このときのみやまはピンときていません。

作業療法士さんから看護師にすぐにヒアルロン酸の目薬がほしいと伝えたほうがいいと言われてそのまま伝えたのですが、これがまたファインプレー。

このとき手に入れておいて本当に良かったとあとから感謝でした。

まぶたのお話はまた次回に続きます。

点滴
06:30  アシクロビル2時間&ステロイド30分
14:00  アシクロビル2時間&ステロイド30分
22:00  アシクロビル2時間&ステロイド30分

服薬
朝   メコバラミン
昼   メコバラミン
晩   メコバラミン
就寝前 ベルソムラ

変化点
・顔半分が完全に麻痺
・食事が食べにくい
・おしゃべりが山口もえさん
・歯磨きしにくい←NEW
・リハビリ開始←NEW
・まぶたが閉じない←NEW
・柳原式10点←NEW

 

(病気の記事はゆっくり更新です)

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