群馬県前橋市。
新幹線もとまらないのどかなエリアですが近ごろアートやカルチャーに気軽に触れることができるスポットが続々とオープンしているらしく。
アートな時間を満喫しに出かけてきました♪
白井屋ホテル
群馬・前橋で江戸時代に創業し、約300年の歴史を持ちながらも2008年に廃業した白井屋旅館。この場所に、新たに「SHIROIYA HOTEL」が開業しました。
藤本壮介が設計し、多数のアート作品が館内を埋めるこのホテル。宿泊者はアーティストが手がけた部屋で寝泊まりできるとあって建築が好きな人やアートが好きな人がこぞって泊まりにきているのだそう。
オープン当初から話題になっていたので見に行ってきました!
といっても、館内を自由に見ることができるのは宿泊者だけです。ですから、外観をた〜っぷり鑑賞してからラウンジへ向かいます。
絶賛開発中の馬場川沿いにあるのがグリーンタワー。ゆるやかな傾斜が丘を思わせます。
8室の客室と宿泊者限定のサウナ、そして宮島達男の作品が展示されています。
グリーンタワー側に白井屋ザ・ベーカリーと白井屋ザ・パティスリー、ブルーボトルコーヒー白井屋カフェが並びます。お店の中はお客さまでいっぱいでした。
ホテルだと知らないままお店にふらっと入ることもありそう。
グリーンタワー側からホテルロビーに向かいます。
一旦ロビーはスルーして国道沿いのホテル正面の外観をたしかめにいきます。
コンクリート剥き出しのヘリテージタワー。
ローレンス・ウィナーがファサードをポップに飾ります。
看板に見えるのですが、これもアート作品。前橋という場所が何から生まれ、どこからきて、どこと繋がっているのかを示しているのだそう。
天国、海、平原、山につながっている。
山だけは感覚的にわかるな〜平地に立つと山が必ず目に入るから。
ちなみに、これらの看板がステッカーとしてホテルで販売されていました。
しっかりとアートに触れたところで、ラウンジへ。
国道側からラウンジは入れます。
でもみやま的にはロビーからラウンジへ入ったほうがいいかも。
なぜならロビー受付にもアート作品が展示されているし、ホテルグッズも販売されているからそれを眺めながらラウンジへ行けるから。
メインダイニングの白井屋ザ・レストランの雰囲気もほんのすこ〜しのぞけるから。
それと確実にホテルスタッフに声をかけてもらえるので、ラウンジスタッフ全員がお客さま対応中のときの手持ち無沙汰がありません。スマートに待てます。
さっそくメニューをチェック。
ラウンジをぐるりとみたところ、白井屋バーガーが人気みたい。
でも、今日は別のところでお昼をいただいたので小腹満たしにフレンチフライとオニオンリング、ヴァローナカカオタルトムースショコラを注文です。
揚げたてのポテトとオニオンリングが届きました。
カリッカリ!
お腹に余裕があったらおかわりしたくなる。
お酒と一緒に楽しむのに最適ですね。
続いてムースショコラ。
飾りチョコレートが華やかですね。
ショコラもほどよい固さを保ちながら口溶けがよくって美味でした。
おいしいからちまちま食べたよ。
さて。ラウンジにもアート作品が展示されています。
キョロキョロと見渡しているとひと目で気になる作品が。
これをみて!
よくみて!!
前回の記事でご紹介した鈴木ヒラクさんの作風に似てる気がするの。
気になりすぎたのでスタッフさんに聞いてみたところ、鈴木ヒラクさんの作品でした。
当たったー!
うれしい。
らせん階段から上は宿泊者のみのエリア。
吹き抜けになっています。
ラウンジでくつろいでいるとグリーンの多さに目を奪われますが、次第に配置されている家具や照明にも目が向かっていきます。
有名なものなのでいつかは自分の家にも・・・なんて将来の自分の家への妄想がふくらみます。
たくさんのアートに触れてとっても感性を刺激される旅になりました。
白井屋ホテル周辺の商店街はシャッターが閉まっているお店は多いのですが、新たなお店が少しずつオープンしているようです。
今度はゆっくり商店街を見て回りたいなと思ったのでした。