海上保安資料室 横浜館 北朝鮮工作船展示を見終えたら、お次は山下公園方面へぶらぶらお散歩。
赤レンガ倉庫

大さん橋

山下公園

横浜の観光名所を眺めながら、のんびり歩く贅沢。
この日は金曜日。
晴天とはいえ人はまばらで、街全体がゆったりと呼吸しているようでした。
1月末でしたが寒さはそこまで厳しくなく、ダウンジャケットでちょうど良いくらい。お散歩だけなら、ウールコートでも十分だったかもしれません。

目の前に海が広がるだけで、不思議と気分が高揚します。
ちょうど横浜がテーマの本を読んでいたこともあり、「ここがあの場面かもしれない」なんて想像しながら歩く時間もまた楽しい。

↑赤い靴はいてた女の子
内田康夫先生の横浜殺人事件の印象が強い。会えてうれしい。

ホテルニューグランド
山下公園を抜けて、向かったのは ホテルニューグランド。
友人の結婚式で訪れて以来かもしれません。変わらぬレトロな佇まいに、思わず足取りもゆっくりに。




館内を静かに散策し、売店でお土産にニューグランドカレーを購入。
食品をゆっくり見たい方は、歩いて2〜3分のS.Weil by HOTEL NEW GRAND もおすすめです。
おみやげを購入して、時間は12:30に。せっかくなら、と本館1階のザ・カフェでランチをいただくことに。

ここはドリア発祥の地として知られる名店。
ドリアは、『ホテルニューグランド』で初代総料理長を務めたサリー・ワイルが考案した料理です。サリー・ワイルは、1927年、ニューグランド開業の際にパリから招かれたスイス人シェフ。フランス料理のシェフでしたが、西欧料理全般に長けていて、イタリア料理やスイス料理なども得意としていました。
ある時、滞在していた銀行家から、「体調が良くないので、何かのど越しの良いものを」という要望を受け、即興で創作した一皿を、お出ししました。その時作ったのは、バターライスに海老のクリーム煮を乗せ、グラタンソースにチーズをかけてオーブンで焼いたもの。好評だったこの料理は、”Shrimp Doria”(海老と御飯の混合)として、レギュラーメニューになり、ホテルニューグランドの名物料理の一つになりました。
50年以上も前のお料理が、今もなお愛され続けているのですね。
お昼時だったため少し待ちましたが、中庭や階段付近など座る場所が多く、のんびりと過ごせました。
(化粧室は売店近くの同フロアにあります。)

そろそろかなとお店の前で待っているとちょうど呼ばれました。
いよいよザ・カフェへ。
案内されたのは、偶然にも窓際の席。
海が大きく見えるわけではありませんが、光が入るだけで気持ちはゆったり。
窓際の席と言えど、海が見えるとは言い難いですし、席がコンパクトめで太っちょな私にはちょっぴり狭かったですが、気分的にはゆったり過ごせました。



ドリアを注文するというのは決まっているのにメニューをくまなく見てしまう習性。
おしゃべりも弾んでいる間に、名物のドリアが運ばれてきました!

完璧な焼き色!
スプーンを入れた瞬間、立ちのぼる湯気。

ひと口いただくと、とにかくクリーミー!
で、やさしい。
急いで食べるのがもったいなくて、ゆっくり、ゆっくり味わいました。
至福の時間。
「また来よう」
自然とそう思える場所でした。
ホテルニューグランド
https://www.hotel-newgrand.co.jp

