深川のお不動様と呼ばれる深川不動尊。
お師匠から年に一度はお参りしておきなさいと言われているお寺です。
スッキリと晴れた日に出かけてきましたのでご紹介しまっす♪
ご由緒
深川不動堂は、千葉県成田市にある大本山成田山新勝寺の東京別院です。古くより「深川のお不動様」と親しまれて参りました。その開創は元禄16年と伝わり、成田山の御本尊を江戸に奉持し特別拝観したことに始まります。この御尊像は、弘法大師自らが敬刻開眼されたと言われており、現在深川不動堂で奉祀する御本尊はその御分霊を勧請した、御分身であります。成田山別院の嚆矢として法燈は今も守り継がれ、日々皆様の諸願成就をご祈念いたします。
深川不動堂HP
アクセス
東京メトロ東西線「門前仲町」駅1番出口を出て歩いて2分。
まずは赤い門をくぐって歩き出しましょう。
本堂に向かうまでの約150mの参道は「人情深川ご利益通り」と呼ばれています。昔から商売を続けていらっしゃるお店が多く、心くすぐられるお店がたくさん。帰りに寄りたいお店をここでピックアップしておくのもいいですね。
深川不動堂に到着
平日の午前中に訪れたところ、人もまばらでした。
お護摩の時間が決まっているのでその時間ごとに人が増減していたような気がします。
深川龍神
境内に入ってすぐ左にあるのが深川龍神です。
龍神願い札に願いごとを書いて水鉢に入れるとお札が水に溶けていき、願いごとが龍神のもとへと届くと言われています。
境内案内
まずは手を清めましょう。
この手水舎の左側にあるのが本堂です。
すんごい迫力!
梵字がびっしりだよーー
この外壁は「真言梵字壁」といってお不動様のご真言に包まれた、仏さまの力に守護された空間になっているそう。ご本尊を守る大事なマントラです。
まずはお線香を買って煙をあびてから、正面にある旧本堂へ向かいましょう(内部は土足厳禁です)。
旧本堂の内部には「おねがい不動尊」が祀られています。
樹齢500年を超える楠の霊木を使用した国内最大級の木造不動尊像です。
ゆっくりとごあいさつをさせていただきました。
旧本堂のうしろにある内仏殿では、諸仏諸尊をお祀りされていて1階、2階、4階とそれぞれお参りできます。4階では日本最大級の天井画「大日如来蓮池図」が公開されています。ただし、イベントなどで公開中止となっている時間もありますからご注意を。
旧本堂の内部と本堂の内部は繋がっていて、毎日4回、護摩祈祷が行われています。こちらのご祈祷はとても見応えのあるものですから見学なされてもいいですね◎
いや、むしろこのお護摩を皆さん見にいらっしゃっているのかもしれません。未体験の人はぜひ時間をつくってご覧になってみてください。炎の迫力もさることながら、太鼓やほら貝の音が鳴り響くなかお経がよまれていく様子は静かな祈りのイメージを覆される体験になると思います。
さて、お護摩がない時間にご本尊さまにごあいさつです。しっかりとご真言も一緒に唱えさせていただきました。
お護摩のときは2階で見学しました。こちらの席ではご僧侶さまがお護摩の火をコントロールしているところが見られるので所作を見学したいならオススメです。
本堂には「祈りの回廊」と呼ばれる回廊があり、クリスタルの五輪の塔が並んでいます。こちらも見応え十分ですので、歩いてみてくださいね。
わらじ守り願掛け
旧本堂に入る前にあるのが大きなわらじ!
足腰の息災を願うお守りです。小さなわらじがたっくさんくくりつけられていました。
開運出世稲荷
境内の右側には成田山開運出世稲荷のご分霊が祀られていて、開運成就のご利益があるとされています。ご商売をされていらっしゃるかたは商売繁盛のお力をいただいてみては?
おわりに
深川不動堂は不動明王さまをお祀りするお寺です。
不動明王さまは降りかかるあらゆる苦しみを炎で焼き尽くしてくれるとされています。もっと穏やかに暮らしたいと願っているのならば、ぜひ一度訪れてみてください。