日野 高幡不動尊金剛寺①

開運
開運

関東三大不動の1つ

関東三大不動の1つになっている高幡不動尊金剛寺。境内4000坪、隣接する山林を合わせると3万坪の広大な敷地を有する寺院で、重要文化財の「不動堂」「仁王門」をはじめ、アジサイの名所としても知られ、1年を通して訪れる人が絶えないお寺です。

真言宗智山派別格本山、高幡山明王院金剛寺は古来関東三大不動の一つに挙げられ高幡不動尊として親しまれています。その草創は古文書によれば大宝年間(701)以前ともあるいは奈良時代行基菩薩の開基とも伝えられていますが、今を去る1,100年前、平安時代初期に慈覚大師円仁が、清和天皇の勅願によって当地を東関鎮護の霊場と定めて山中に不動堂を建立し、不動明王をご安置したのに始まります。

のち建武2年(1335)8月4日夜の大風によって山中の堂宇が倒壊したので、時の住僧儀海上人が康永元年(1342)麓に移し建てたのが現在の不動堂で、続く室町時代の仁王門ともども関東稀に見る古文化財です。

足利時代は「汗かき不動」と呼ばれて鎌倉公方をはじめとする戦国武将の尊崇をあつめ、江戸時代には関東11壇林・火防の不動尊として広く庶民の信仰をあつめました。当時門末36カ寺を従えた大寺院でしたが安永8年(1779)の業火により大日堂・大師堂をはじめ奥院伽藍を一挙に消失。その後、歴代住持の尽力により徐々に復興に向かったが殊に昭和50年以降五重塔・大日堂・鐘楼・宝輪閣・奥殿等の工事が続き、さらに近年大師堂・聖天堂の再建工事も完了。

高幡不動尊案内

新撰組副長の土方歳三の菩提寺としても有名ですね。

高幡不動尊までのアクセス

高幡不動尊へは京王線または多摩都市モノレール「高幡不動」駅が最寄駅です。

駅ビル内ショップが充実しています。

タリーズやドトール、モスバーガーが7:00ごろからオープンしているので時間調整に使えそう。

駅から出てロータリー右側に進むと参道通り商店街が見えます。

商店街をまっすぐ5分ほど歩けば高幡不動尊です。

到着しました!

訪れたのは平日の午前中です。

人通りはそこまで多くありません。のんびり自分のペースでお参りできました。

仁王門

重要文化財 室町時代

仁王門は当初楼門として建立されましたが途中で変更され、楼上の主要部を覆うような形で切妻の屋根がかけられていました。昭和34年解体修理にあたり楼門に復原。

楼上の扁額(高幡山)は洛東智積院(ちしゃくいん)7世運敞(うんしょう)僧正の筆。

不動堂

仁王門を通って境内へ入ると不動堂がお目見えします。

重要文化財 康永元年(1342)山中より移建

不動堂は当初山中に建立されましたが、建武2年(1335)8月4日夜の大風のため倒壊しました。時の住僧中興第1世儀海上人が現在地に移建した御堂で、都内随一の古文化財建造物です。

手水舎で清めてから線香を購入し、火をつけたら線香の煙を頭からかけていってから常香炉にお供えを。

これは仏様へのお供えになります。参拝時には心がけてみてください。

不動堂の前に撫で仏さまがいらっしゃいます。

今は触れることは叶いません。

手を合わせてから堂内に入ります。堂内は下足禁止です。

不動堂内では新丈六不動明王像(身代わり本尊)がいらっしゃいます。不動明王像の修理のため、身代わり本尊として造立された巨像で平安後期の様式を忠実に継承しています。

身代わり本尊は思ってる以上に近くから拝観できます。ゆっくりとお参りさせていただきました。

お参りされるかたは不動明王のご真言をぜひお唱えしてみてくださいね。

3回唱えればOK。

不動堂の脇に授与所があります。

中に入ってみると弘法大師さまがいらっしゃいました。

お大師さまはもちろん、となりに鎮座されているとっても大きなカルサイトも気になります✧*

 

今回はここまで。

次回もどんどん境内を散策していきます✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。

高幡不動尊金剛寺
東京都日野市高幡733
京王線・多摩都市モノレール高幡不動駅下車徒歩5分
奥殿寺宝展拝観300円
9:00〜16:00(月曜休館)
大日堂鳴り龍拝観200円
9:00〜16:00(月曜休館)
https://www.takahatafudoson.or.jp

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