カードリーディングというのは、人知れず抱えてきたことを少しずつ浮かび上らせたりもするし、こじ開けたりもします。
ただ絵を見ながら説明しているものとはちょっと異なってくるのです。

占う前にしっかりとご相談内容はお聞きしていますが、それでも相談者様が話していないこと、隠していることはあります。
ですが、カードをリーディングしていくうちに
「どうしてわかるの?」
「まさにそれを考えていた」
というように本音や現在の状況などが見えてきてしまうのです。
もちろん、すべてを断定するような占いを提供しているわけではありません。
言い切るような鑑定をしているわけではないので、そのような占いとはまた別とお考えくださいね。
でも。
そのうちに思いをポツリポツリと吐露していただきながら、未来を見据えて行動しようと鑑定後は明るいお顔で去っていかれます。
占い師で良かったと思える瞬間でもあります。
それとはまた別の形になりますが。
この頃の対面鑑定では涙をポタポタと落とす人がいらっしゃいます。
めいっぱい本当にがんばってこられてきた。
たたかってこられてきた。
そのように感じる人たちばかり。
ギュッと歯を食いしばって生きてこられたかたたちが。
カードを通じて心の重荷をフッと解放してくれたような。
スッとおろしてくれたような。
そんな気がしてくるのです。
そして何より本音を話してもいい場所だと思ってもくれたのだとも思います。
なるべく気持ちが安らぐスペース作りをしているのでそれも多少は影響があるのかも。

ホワイトは安心感、ピンクは人を穏やかにさせてくれる色です。
産業カウンセラー養成講座修了していますので傾聴に必要なスペース作りについては大切に考えています。
今後も。
傾聴を大切にして、なんでも話して良い場所なんだと思ってもらえるような鑑定の場所にしたいと思います。
感謝。
