お正月を迎えるにあたり、あるいは迎えたあとに、お札を新しいものに取り換えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
お札を新しくすることには、
「より新しいお力をいただく」
という意味があります。
これは日本に古くから伝わる、大切な習慣のひとつです。
神棚がないご家庭であっても、棚の上などをきれいに整え、そこにお祀りすれば問題ありません。
大切なのは、置きっぱなしにしないこと。
お水やお供え物を、感謝の気持ちとともに添えることです。
もちろん、できる範囲で構いません。
また、物理的な汚れは「穢れ(けがれ)」にも通じるとされています。
穢れが蓄積すると、お札の力も弱まってしまいます。
日頃から清潔に保ち、「守っていただいている」という気持ちで接することが大切です。
次回は、そんなお札のお話をもう少しだけ。


