滝修行の旅2025③のつづきです。
滝行を終えて増田屋さんに戻ります。
徒歩30秒、近くて感謝。
お風呂に入らせていただいてのんびり皆がそろうのを待ちます。
他の人が修行を終えるのを待ってから昼食です。
それにしても、着替えている間も滝行のことで頭がいっぱい。
行ずることの爽快感。
他に代用することのできない修行だとしみじみ反芻していました。
増田屋さんのお昼はお弁当仕立て。

おかずがいっぱいうれしい。
それも味わい深くペロリとたいらげてしまいました。
皆でお師匠と写真を撮ったりと和気あいあい。
同じお師匠を慕う人間たちの集いなのでほんわかしています。
姉弟子たちと話せる数少ない機会でもあるので、ご挨拶しながらお話をできるのもうれしいです。
増田屋さんでお師匠と別れて、身延山久遠寺へ向かいます。

身延は移ろいやすい天気で、私たちが着く前にひと雨降った模様。
山門付近は雨はすでに上がっていましたが、ロープウェーに乗って奥之院駅へ上がってみると別世界に来たみたい。
ちなみにロープウェイは2025年9月時点で往復1600円です。


辺り一帯が霧の世界になっています。
先ゆく人たちが霧の中に包まれて見えなくなっていきます。
幽玄の世界です。


静かな空間でした。
私たち以外は参拝の方もいらっしゃらなかったので、それも不思議なご縁を感じました。


思親閣のお堂に入らせていただいて皆でお参りしました。
静かで厳かなひとときでした。

普段なら山の景色が楽しめるのですが、この日は何にも見えません。

再びロープウェーに乗って久遠寺境内に戻ります。
ロープウェーで下がっているうちに再び色づいた景色が戻ってきます。
あの霧の世界からは解放されたようです。

本堂でもしっかりとお参りさせていただきました。
お堂の中の天井画墨龍にもご挨拶。
見事な龍の迫力にいつも惚れ惚れしております。
(♡>ω<♡)
この日は売店でおみくじをしてみることに。
久遠寺のおみくじは「身延山法華おみくじ」というもの。

日蓮ご上人の言葉が書かれていること、さらに「交友・日常・事業・学問」から選ぶことができます。
私は事業を選びました。
このお言葉がまさに今、九星気学でも示されていることと合致しており、さすがだなと感服いたしました。
今まさに気の流れに忠実に生きていることを改めて実感したのでした。

忙しい中でも、本堂と思親閣でお参りができたことがとってもうれしくて、貴重な機会に感謝しながら参拝を終えることができました。
皆でバスに乗車して下部温泉駅に戻ります。
でもちょこっとその前に。
久遠寺の参道で10分だけお土産探し。
じつはいつもタイトなスケジュールでお参りに伺っていて、こんな風に山道を見る時間が持てなかったのですよね。
たった10分でも大変うれしい時間。
目についたお店がしかもスマホ決済可能だったこともあり、パパパーと買ってしまいました。
楽しかったー!
さて、いよいよあともう1話で旅の締めくくりです。
(⋈◍>◡<◍)。✧♡

