退院した話3(セカンドオピニオン)

暮らしと日常と
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この記事は2023年5月に発症した顔面麻痺について当時みやまが指導された内容をお伝えするものです。必ずしも同じ症状の人が同じリハビリをするとは限りませんのであしからず。

いよいよセカンドオピニオンを聞く日になりました。

発症から24日目のことです。

大病院で診察なんて初めてなのでソワソワと緊張。

受付を通過するのも時間を要するのですね。

受診券が作られたら今度は採血などの検診。

間違えないように順番通りに進んでいく流れ、免許証更新センター以来かも。

待ち時間対策に小説1冊持ってきたものの足りるのかなとも早くも準備不足かもと思った次第です。

採血などを済ませて診察室のある場所まで向かったのですが、ここでもズラリと座っている患者さんたち。

座って名前が呼ばれるまで待ちます。

もちろんすぐに呼ばれるなんてことはないので、本を読んだりなんだりしてとにかく待ちます。

そして名前が呼ばれて診察に。

診察はというと、やはりまずは検査をしてみないとわからないということで、耳の検査と骨電動検査へと移行します。

耳鼻科で検査した内容とはまた違う聞こえの検査でした。

そこでは、なんだか聞こえすぎているのか?敏感だったのか?

ヘッドフォンが壊れているのかと疑われるほどの反応速度が良かったみたいで。

つまり反応が早いということ。

悪いわけではなかったのでOK。

ここでちょっとし安心感を得ることができました。

それから筋電図検査(ENoG)。

診察室から遠く離れた場所にあるので、迷子になりそうに。

ここでは検査室にいらっしゃった先生と先ほど診てくれた耳鼻科の先生が来てくれて2人に診てもらいながら検査。

よくよくよ〜く確認してくれて、「動いたね」と。

全然知らないけど、たぶん良い言葉なんですよね。

以前の病院では「動いていない」と言っていたのを聞いていたので「動いた」というのは良い兆候だとわかりました。

それからすぐにまた先生は移動。

私は、残りの検査をして移動。

診察室の前で再び検査結果が出るまで待つことに。

ソワソワしますよね〜

動いたという言葉は聞いたものの、手術の是非はわからないですから。

待ち時間が本当に長く感じました。

ニンテンドースイッチでも持参したら良かったな。

さて。

結果はっぴょー

手術はしません!

でしたー。

言われた瞬間、脱力〜。

あ、しなくていいんだーって。

うれしいですよね。

だって手術しなくても治る見込みがあるってとなんだから。

先生とのお話でも話題になったのが、こういう検査の前日に回復傾向になる人は多いのだとか。

私自身も検査日の前日に顔が動き出したので、同じような人がいるんだなとなんだかシンパシー感じちゃいました。

先生は手術できなくてすごくガッカリしたように見えたなw

なんだかすみませんって感じです。

でも本当に幸いでした。

この日はもう1つ、大事な予定が入っていました。

それは、お師匠の元へと伺うこと。

この日の検査結果を伝えたところ「あー良かったなー」と声をかけてくださいました。

聞くと、お師匠は私の病気を聞くやいなやご祈祷をしてくださったのだとか。

他にも、いろいろ手を尽くしてくださったことを知り、感謝の言葉すらしっかりと伝えられないほど心の底から感動していました。

それからじつはこの病気が発症したときの不思議な話を聞いてもらったり、病気の流れを聞いてもらったり。

感謝を告げ、その場を離れようとしたら

もう大丈夫だよ

とおっしゃってくれました。

この言葉がどんなにほしかったことか。

どん底に打ちひしがれていた私に光が差した瞬間でもありました。

お師匠が大丈夫と言うなら大丈夫。

回復していくのは間違いない。

そのような心持ちに変化し、悲しみから解放された自分になって自宅に戻ることができました。

 

(病気の記事はゆっくり更新です)

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