入院した話15(症状まとめ&退院前に思ったことなど)

暮らしと日常と
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この記事は2023年5月に発症した顔面麻痺について当時みやまが指導された内容をお伝えするものです。必ずしも同じ症状の人が同じリハビリをするとは限りませんのであしからず。

2週間の入院も終わりが見えてきました。

もうすぐ退院だというのに。

顔はまったく動いていません。

笑ったときに顔の半分は真顔です。

何にも動かない。

顔面麻痺はある日突然顔の半分が動かなくなるんですよ。

私の場合は左でしたが、右の顔に比べて眉の位置や口角が下がっていました。

「ニコッ」と笑顔を作ってみると、顔半分動かないからめちゃくちゃ怖い顔なんですよ。

自分で怖いと書いていて普通に傷ついているくらいには酷い。

なんともいえない不気味さってありますがそれが自分の顔で起きていることなんですよね。

目は常に開いているし。

左目に「閉じる」と念じて動かそうとしても「開いたまま」の状態。

もうね。

絶望。

゚゚\(´O`/)°゜゚

だいたい目が開いているということは目が乾燥するわけで涙はボロボロとまらないし、シンプルに痛いし。

目薬は欠かせず寝るときはシールで塞ぐしかない。

そもそも洗顔もできないんだよ。

目が閉じないから。

洗顔もシャワーもシールでふさいで片目でやるしかない。

不便しかない。

それから食事!

口が半分開かないし、口の中も半分動かないから食べにくい。

それがどういうことかというと、水分飲むのも大変なんですよ。

しっかり閉じ切らないし、垂れてきたりして。

麺類もすすれないからひと口ずつ噛み切るしかないんです。

口の中に空気を膨らませることって簡単だと思いますが、これができない。

なんとか閉じてもちょっと押されただけで「プシュ〜」って口が開くんです。

あんなにプシュ〜に絶望した日々ってないですよ。

毎日リハビリ時間の時に試すので、プシュ〜ってなるとあぁ今日もダメだったか。

失望していくんですね。

入院中はただ寝ているしかできなくて時間たっぷりあるからふとした時に絶望が襲いかかるんです。

いつ治るのかな?

本当に治るのかな?

後遺症は出るのかな?

もうずっとまぶたは閉じないのかな?

ずっと苦しくてずっと答えが出ない。

検査はすでに柳原式もやって筋電図検査もやった。

そして言われているのが「完治は時間がかかる、治っても半年以上かかる、後遺症でやすい」。

もうね。

重症の部類なんですよ。

ENoG値の正しい値は言われてないけれど、相当悪かったんだと思います。

不安と恐れ。

これしかありません。

そもそも発症から24時間経っていないうちに診療開始したのに値が悪すぎる!

早期治療が鍵なのはわかるけれど、けっこう早かったよ?

奇跡は信じているけれど。

でもやっぱり怖い。

そんな不安な気持ちのまま退院日を迎えることになりました。

(病気の記事はゆっくり更新です)

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