占い師という仕事柄か、日ごろから目に映った人たちやその人たちが持つ「情報」をつい感じ取ろうとしてしまいます。
収集欲も高いのでひたすら情報を追い求めてしまいがちなんですね。まるで自分の頭がスポンジのようになったみたいにその人がどんな人なのか? たまたま目に入ったものでも、一体これはどうやって使う物? という情報が気になると、知りたくてたまらなくなるんです。
自分の周りの膨大な情報をつねに取り込もうとしてしまうせいか、ざわざわとした心も落ち着かせてくれる空間に駆け込んで身を置きたくなります。
この日はかねてから訪れてみたかった多摩湖・狭山湖で秋探し。
村山貯水池(多摩湖)と山口貯水池(狭山湖)は、東京都と埼玉県にまたがる狭山丘陵を利用して造られたアースダム形式の貯水池です。
村山貯水池は、西側(上流側)の村山上貯水池と東側(下流側)の村山下貯水池に分かれています。山口貯水池は、隣の村山貯水池と連絡管でつながり一体運用されており、小作取水 堰 せきや羽村取水 堰 せきから取水した多摩川系の水を貯留し、東村山及び境浄水場へ導水しています。堰 えん堤からは、奥多摩の山並みが一望でき、春の桜、秋の紅葉、バードウォッチングなど、四季を通じて豊かな自然を楽しむことができます。
重厚なデザインのドーム屋根、アーチ窓でアクセントをつけたタイル張りの外壁が特徴の村山下貯水池の第一取水塔は、東京都の「都選定歴史的建造物」に選定されており、貯水池のシンボルとして親しまれています。
まずは多摩湖からGO!
車で訪れたので狭山公園駐車場に駐車しました。
日曜日の8:00すぎだというのに満車寸前です。
まさかこんなに人気のスポットだったなんて!
でも1台ちゃんと空いていたので待つことなく駐車できてよかったです。
駐車場に車を停めたらさっそく多摩湖へ向かいます。
公園入り口に入って歩けば多摩湖はもうすぐそこですよ〜


案内図の通り、ほんの1分も歩くことなく多摩湖が見えてきちゃいます。
けっこういい運動になるのかなーと思いきや、全然そんなことはなかったです。

写真で見た景色だー!
これこれ。
この景色が見たかったんです!
天気も良くて湖のきらめきが心を癒やしてくれます。

第一取水塔と第二取水塔です。
第一取水塔は東京都の都選定歴史的建造物に選定されています。
ドーム屋根とタイル張りの外壁がレトロで味わいのある建物ですよね。


堤体(ていたい)上の歩行者専用道路を歩いたり立ち止まったりして自由に散策を楽しみました。
歩行者道路をまっすぐ反対側まで歩いてから右に曲がりつつ降りて、今度は堤体の下を歩きながら駐車場へと戻ります。

葉がすこしだけ色づいていました。
秋を感じる陽気の中でゆっくり歩いていると日頃の疲れがゆるんでいきます。
私にとって自然を感じることはとても大事なリフレッシュ法なのだと改めて実感させられます。
さて。
駐車場へ戻る途中に宅部池(たっちゃん池)に寄り道。

木々の緑が池に映えてきれいですよね。
でも、この池には悲しい歴史があるそうです。
大正時代の頃、たっちゃんと呼ばれる少年がおぼれ、助けに入った青年二人もおぼれてしまう水難事故が発生したそう。
となりのトトロでメイが行方不明になったとき、池からサンダルが見つかった場面がありますが、その池のモデルになったともいわれています。
遠くから眺めるくらいがちょうどいい場所かなと思います。
何枚か宅部池の写真を撮りましたが、なんだか見ていられない写真が1枚撮れてしまって削除するか悩んでいます。
他の写真と変わらない1枚ですが、見ているだけで涙が出てきて頭痛がするんです。
たまにあることなのです。

池の周囲にベンチがあるのでひと休みしてから駐車場へと戻ります。
駐車場では空きを待つ車が並んでいました。
9:00過ぎで満車。
人気スポットなんですね。
それでは、狭山湖へ向かいます!

