滝修行の旅2025①のつづきです。
まだまだ残暑が厳しいこの季節。
ソワソワして待ち遠しかった滝行の季節です。
はやる気持ちをおさえ、下部温泉駅からバスに乗って滝行の場所へと移動します。
クネクネと曲がる山道を超えて行くと滝のそばにとうちゃ〜く!
この場所は法華経の聖地とも言われている霊峰七面山の麓です。


七面山の登詣は険しい山々を登っていく大変な登山となりますが、その道を歩いていくことこそが修行とされていて、祈りの道となっています。
昨年、姉弟子たち数人で七面山を登頂したとのこと。
標高1982mを登りきった姉弟子たちはすごい!
今年は年明け早々に足の不調が重なってしまって筋力不足が甚だしい深山。
しっかりと筋肉つけて深山も一度は登頂してみたいです。

表参道入り口を背にして歩を進めていくと羽衣橋に着きます。
この橋の上を歩いていると前回訪れたときのことを思い出しました。
そしてなんだか迎えてもらったような気さえしてきます。
七面山 白糸の滝とお萬の方様像
七面山はもともと女人禁制でしたが、徳川家康の側室だったお萬の方様がこの白糸の滝にお打たれになり、祈念をこらして七面山登詣を果たしたことで女性にもその道を切り開かれました。それ以来、女人禁制がとかれ、さらには七面大明神のご威光や霊験がますます広く響くようになり、参拝者が増加したこととなり、像が建てられました。
この白糸の滝を管理されているのが滝の左手にある増田屋さんです。
滝の目の前にありますが坂の上にあるので徒歩30秒程度かなと。



お堂でしっかりとご挨拶。
滝にいかれるならこちらでもぜひお賽銭をあげてお参りくださいね。
増田屋さんに到着して早々に滝行の準備。
水行着は事前にレンタルさせていただきました!
衣は各々の修行場のルールがあると思いますので、それに則っていただければと思います。
和室の広間の壁際に陣取り準備を整えていきます。
再びこの時がきてしまいましたね。

滝行。
それは水に打たれること。
昨年は奥までいかなくてもしぶきがバシャバシャと飛んできて全身びしょ濡れになりました。
今年の水量は少なめだそうなので、なるべく奥までいってしっかりと水にかかりたいと考えていました。
滝行なのですから頭から水を浴びたい。
そして、本来の目的である
ご先祖さまのご供養と自分自身へのパワーアップ祈願。
しっかりと行を終えることができるように精神集中していきます。
ここまできたら修行モードON!!
すべての精神を研ぎ澄まして滝に向かいます。
ドキドキしてくるな〜
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