(滝修行2024②のつづき)
滝行を終えてから増田屋さんに戻ります。
すぐそばにあるのがありがたい〜。
増田屋さんのロビーには気になる本がたくさん置いてありました。
時間があったら読んでみたい本ばかりです。
それにしても、着替えている間も滝行のことで頭がいっぱい。
行ずることの爽快感。
他に代用することのできない修行だとしみじみ反芻していました。
女性にも修行の場を開いてくださったお萬の方様に感謝でございます。
さて。
全員がそろったところで昼食です。
広間にお弁当が用意されていました。
おいしかったー!
しっとりした豚肉、さっぱりした酢の物、ミートソースたっぷりのポテト・・・。
ボリュームもあって食べ応えがありました。
増田屋さんのお料理、どれを食べてもおいしかったです♪
しっかり休憩をとってから一同は身延山久遠寺へ向かいます。
今回はバスなので山門は車の中から眺めます。
今度ゆっくりと菩提梯を上ってみたいです。
駐車場からはロープウェーに乗車して本堂へと向かいます。
青空に映える〜!
前回訪れたのが雪荒ぶ日だったのでうれしい〜!!
↓雪の久遠寺の記事はこちらから
皆で本堂に上がりお経を上げさせていただきました。
尊い時間に感謝です。
少しだけ自由行動の時間ができました。
大チャンスと思って前回訪れることができなかった親思閣へと向かいます。
ロープウェーは20分間隔で運転されています。
往路14:40乗車、復路15:20乗車の予定。
奥の院親思閣はロープウェーで7分ですから、実質観光できるのは25分程度でしょうか。
弾丸ツアーですね。
ちなみに往復チケットは大人1600円です。
奥の院は標高1153メートル。
ぐんぐんと上昇していく景色はロープウェーならではです。
清々しいー!
ロープウェーから降り立ってからスーッと風が吹き抜けていきました。
この風がとっても気持ちよくて来てよかったーと早々に感動。
風に歓迎されてエンジンがかかり、颯爽と親思閣へと向かいます。
奥の院親思閣
身延山山頂にある奥の院親思閣は、日蓮ご聖人入滅の翌年に弟子の日郎によって建立されました。ご聖人はたびたびこの山頂へ足を運び、安房国(千葉県)の両親を思って祈りを捧げたといわれています。ご聖人が恩師やご両親を思って植えられたお手植え杉は樹齢750年を超え、近年は長寿のパワースポットとしても有名です。
日蓮ご聖人は身延にご在山の足かけ9年間、風雨をいとわず標高1153メートルの身延山山頂へと登られてははるか彼方にいるご両親を追慕されました。
親を思う場所で私自身も両親のことを思ってお参りしました。
境内はそこまで広くありません。
親思閣では写経や限定の御朱印、お守りなどの頒布があります。
受付が境内右手側にありますので時間のあるかたはのぞいてみてくださいね。
静かな境内にいると、どんどん思いが込み上げてきます。
気持ちに向き合える尊い場所です。
親思閣に上がらせていただいて写経やらご開扉もお願いしたかったのですが、とにかく時間がありません。
またのお楽しみにしておみやげ探しスタートです。
親思閣の階段を降りてすぐ左手側にもお守り頒布の場所があります。
多種多様なものがありますが、この場所ではお線香をいただくことにしました。
この親思閣でしか購入できないお線香のようで見つけることができて幸運だったかもしれません。
親思閣を出たら七面山遥拝の場所があるのでそちらに向かいます。
ちょ〜っと雲が出ているのですが見ることができてうれしいです♪
いよいよ時間もさし迫ってまいりましたので売店へと戻ります。
売店の中にロープウェーの駅があるのです。
今回は本当に時間がなくて名物の串切りだんごも食べられずじまい。
冷た〜いアイスコーヒーもソフトクリームも食べられず残念!
ロープウェーに再び乗車して駐車場へと急ぎます。
駐車場へはロープウェーの久遠寺駅の脇にある階段を使えば3分ほどで到着します。
ゆっくり過ごすことは叶いませんでしたが、本堂と親思閣でしっかりとお参りができたことがとってもありがたくうれしく、気持ち良く参拝を終えることができました。
皆でバスに乗車して下部温泉駅に戻ります。
旅の締めくくりです。
(⋈◍>◡<◍)。✧♡