大人になってからあまり自分の好きとかきらいとか頓着しなくなりました。
もちろんこだわる部分もあるでしょうけれど、自分の意見を言わないようにするのも必要なことだとは思います。
そこで抑制し過ぎてしまうと本当に好きなものがわからなくなってしまうのもあるあるですね。
さて。
桃が好きです♡
桃のみずみずしさを感じるとたまらなく幸せ。
皮やタネを取るのが少々厄介ですが、やはり桃をいただくため我慢しますよ〜。
桃好きですので、同じ時期の旬のフルーツ、さくらんぼも好きです。
プチッと弾けるさくらんぼの果肉感と甘酸っぱい味は他に味わえないものですよね。
ここで問題!
さくらんぼは漢字で何と書くでしょう?
正解は「桜桃」と書くのですがご存知でしたか?
この漢字を知ったのは作家太宰治の命日を「桜桃忌」と呼ぶと知ったときです。
さくらんぼは太宰治の故郷、青森県津軽の特産物でもあり、太宰自身も好んでいたとのことで命日を桜桃忌としたそうです。
じつは、みやまは隠れ太宰ファン。
桜桃忌にノコノコと三鷹の墓地にお参りに行ったこともあるくらいには好き。
(スミマセン、最近はあまり読めていませんが本当に好きです)
あの雰囲気、不思議でした。
皆さん思い思いに過ごされているのですが、基本無言。
しずか〜にその雰囲気のままたゆたっているかんじ。
墓地ですし騒ぐのも変ですものね。
でも、そんなゆるく静かな違和感が妙に心地よく、そしておそろしくて早々に退散した記憶があります。
ふだん三鷹なんて歩かなかったものですからプチ冒険のようなものでした。
さくらんぼの季節に思い出すささやかな過去でございます♡